■光藤佐 : 瀬戸黒茶碗
¥66,000
深い黒は柔らかく、込められた勢いは手前で止めてありそれが凛とした印象を持つ茶碗。
高温で焼成中、窯から引き出して水に浸け急激に冷却することによってこの漆黒が現れます。別名『引き出し黒』ともよばれる所以はそんなところからきています。
高温からの急激な冷却により表面は細かな擦れや貫入などが付き、あたかも長く使われたような表情を持ちそれが侘び寂の佇まいとしてとても風流です。土見せと低い高台も瀬戸黒の特徴。
日々の生活の中で、お茶の時間は心を満たしてくれる物。その時間と心を素敵に満たしてくれる茶碗です。柔らかな口当たり、荒々しい工程を経て生まれてきた寂の美しさ。
どうぞ至福の一服を。
直径約11cm前後 高さ約10.5cm前後
※桐箱は付いておりませんがご入用の方はおっしゃってください。日数かかりますがご用意いたします。(別途ご請求となります。お気軽にお問い合わせください。)
※ご利用のブラウザーやモニターによって実際の色と多少の違いがございます。ご了承ください。
◼︎光藤佐/兵庫県朝来市
1962年 兵庫県生まれ
1980年 京都府立陶工職業訓練校卒業、
京都の窯元で職人として働く
1986年 京都精華大学美術学部卒業、
京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県養父市にて築窯
2004年 兵庫県朝来市に移り穴窯で制作