■ : 任 性珍 ぐい呑
¥13,200
栃の木を轆轤で挽いて木地をつくり、黒く染めてから漆を何度も掛けては拭き取りを繰り返ししあげています。金色に見える模様は木の木目です。
木目部分は木地が詰まっているので漆の染み込みが他の部分と違うため、このように綺麗な模様として見えてくるのが拭き漆の特徴です。
温かみのあるフォルムと手に優しい木の柔らかさ。
お酒を注いだ見込みの美しさなど華やかさもありながら落ち着いた印象のぐい呑です。
全体にはほぼ深い黒、木目は黄金色にみえます。
とても美しいぐい呑です。
⚫︎直径7.5cm 高さ4.3cm 前後
※ひとつひとつ手作りですので、絵付け、色、大きさ、重さ、厚み等には個体差がございます。
※ご利用のブラウザーやモニターによって実際の色と多少の違いがございます。ご了承ください。
任 性珍
1974 大韓民国忠委清南道生まれ
1999 韓国 韓南大学造形芸術学部
応用美術科卒業木漆工藝専攻
2000〜2004
石川県立挽物轆轤技術研修所において
人間国宝川北良造先生をはじめとする講師陣に木工轆轤及び漆塗りを学ぶ
その間、宮本常吉氏に師事
2005 群馬県安中市にて工房「世二」開設
2006〜日本伝統工芸展
2009 日本工芸会正会員認定
2016 日本工芸会退会
長い年月を生きてきた木を器という形でまた生き返らせるよう
丹精込めてつくりました。できるだけ木の良さ、木目の美しさを引き出せるように、
木工轆轤で丁寧に木地を挽き、木に漆をよく染み込ませ、その上に何度も拭き漆をして仕上げております。木の器は軽くて、保温性が高く、熱い物を入れても外側が熱くならないため、手で持つ事ができます。温かいものは温かさを保ち、冷たいものは冷たさが長持ちいたします。
ですからお年寄りや子供、器を持つ文化の日本に適した器といえます。
そして何より木には温もりがあります。
愛情を持って大切に使っていただけるように、丁寧にいいもの「本物」を創っていきたいと思います。