2020/10/23 18:03

大皿、普段滅多に使わないし。。ということでお持ちではない方が多いと思いますが、実は1枚あるととても便利です。

4、5人分の料理は意外と量があり、見映えを考えると、盛り付けた時に少し余白ができる大皿だと断然お料理が映えます。
普段ならそれぞれに取り分けてしまって良いかと思いますが、
たまに家族の行事や友達が来た時など、このような大皿に盛ってお出しすると「もてなし感」があり、来られた方も喜ばれると思います。



乗せただけですが、ケーキも一手間かけてこのようにお出ししてみては。。出された方はきっと嬉しいと思います。
お好きなものを選んでいただいて。





古川章蔵さんの銀彩盤。
オブジェのような作りが魅力。一気に作ったその勢いが感じられます。こうなると、もうアートの域です。
大皿に関しては、かえって中途半端に目立たないものよりも、大胆な存在感のある物の方が扱いやすいと思います。
お皿に力があるので、気軽に盛り付けるだけで一気に華やかです。

取り分けたお皿はkazuさんのかわらけ向付。塩窯焼成の焼締。
とてもモダンで洒落ています。焼き菓子が一段と美味しそう!




こちらはまた、違った味わいの大皿です。




上野剛児さんの南蛮焼締の八角台皿。
強い炎からうまれた土の新たなかたち。素晴らしいです。
窯の中の台皿に貝殻を投げ込んでできた偶然の跡が良いアクセント。出来上がりはだいたい想像していても、実際窯を開けるまでどの様になるかはわかりません。
まさに神秘的ですね。。

こんな力強く、それでいて繊細な雰囲気もあり。
本当に贅沢!

焼き鯖寿司を盛り付けて、さあ、飲みましょう!



沼田智也さんの酒杯 縞文。




酒杯に合わせて、上野さんの鉄紺釉片口。
染付の藍と複雑な青みの釉薬、とても相性が良いです!。


大皿、素敵なものが1枚あれば季節の行事で大活躍。
家族の誰かのお誕生日にも、ホールケーキやご馳走を盛り付けて『特別感』をだしてみませんか。
きっと、みんながにこにこするはずです。


器/銀彩盤・古川章蔵
  かわらけ向付・kazu oba
  八角台皿と鉄紺片口・上野剛児
  縞文酒杯・沼田智也
  青磁二重丸文木瓜小皿・柳川謙治