2020/12/11 19:30

単に忙しい時、買い物に行けてなくて何もない時、また、すごくお腹空いているけれどこれからスーパーに行くのでその前にサッと、そんな時には『お茶漬け』の出番です。

短時間で出来て『お茶漬け』ほど心を満たしてくれるものはないのでは 笑 というほど『お茶漬け』が大好きです。
おかずがお弁当の卵焼きだけでも満足できます。
常備しているものは、昆布と梅干しと海苔にお茶はほうじ茶と煎茶です。どれかひとつでも切らすと「あ、お茶漬け用に買わないと!」となります。佃煮や奈良漬なども最高です。鮭の焼いたものや三つ葉なども良いですね。
そしてお茶碗が丁度良い大きさのものがあればなお嬉しいですね。どんぶりだと大きいですし普段の飯碗だとご飯をよそったらお茶がたっぷり入りませんね。
程よく大き目で飯碗を単に大きくした本田剛嗣さんのお茶漬け碗は、ご飯をやや多めに入れて具材をのせても程よく余裕があります。
そして持ちやすく重さも重くなくて丁度良いです。

こちらは黒い土で、手触りはざらっとしています。白いご飯が映えますね。

片口やピッチャーに注ぎ足し分のお茶を入れておくと席を立たなくてすみます。
海苔もお茶を入れてから。。

こちらは全体に細かい貫入が入っています。とても味わいがあります。



梅干しやちょっとした漬物などは蓋物に入れたり。。そのまま冷蔵庫にしまっています。
こちらの蓋物は唐津で製陶している梶原妙子さんのもので、練り込みの板作りで三つ足。梶原さんの作品はオリジナリティーあふれる個性的な作風でありながら意外といろんな器との相性が良いのです。このようにちょっと雰囲気の違うもの同士をあえて合わせてみるのもそれぞれの器の新たな個性が見えたりしながら楽しいものです。そしてこの蓋物。。やはり入れたものがそれ以上のものに見える。なんだか嬉しいですね!

お茶はほうじ茶でもお煎茶でも。そして『お茶漬け』には価格の高くないお茶のほうが断然おいしいと思います。


お茶漬け碗/本田剛嗣
蓋物/梶原妙子