2021/02/09 23:29

また、炊飯器が復活しました。

鍋で炊いていた時期も長かったのですが、ガスコンロを新しくしたらどうも上手く炊けないんです。
火の調節がダイヤル式で一番小さい火でもなんとなく大きいんです。
もっと小さな火にしたいのにできないのがもどかしい。。火事を防ぐ為に、ある一定の温度になると勝手に火が弱くなっていたりと思い通りにならなく、なんだかなぁと思ったりします。やはり前のように微妙に調整できらたなぁと、以前の古いコンロが恋しくなったりしますが、タイマーがセット出来て時間が来たら火が勝手に消えてくれるのはとても便利ですし、掃除が楽なのは自分にとってはとても快適。スタイリッシュなのも気に入っています。そのような訳で小さい火がご飯を炊くには微妙に大きく、何度やっても好みの炊き加減に出来ないので炊飯器に戻したところ、「おいしく炊けない問題」は解消されました!
そして今度はお米を玄米でたくさん買ったので精米機を買おうかと検討中です。
やっぱりごはんがおいしいと幸せですから。。






柳川謙治さんの独楽文飯碗に、有機無農薬栽培のごはん。香りは田舎っぽいのですが味が美味しいんです。
田舎の味です、まさに。
独楽文飯碗は形も緩やかで筆の刷毛目の濃淡も味わいとなり全体にやわらかく温かな印象。
シンプルな文様だからこそ、素地や釉薬、フォルムとのバランス、全体の調和がとても大切です。
この素直で主張しないけれど個性のある飯椀、どこにでも有りそうでどこにも無い。
一度手に取ったらきっと魅力を感じていただけると思います。



こちらはまた、雰囲気が変わり、光藤佐さんの刷毛目めし碗。




刷毛目めし碗。
力強い刷毛目の跡はまさに光藤さんの筆運びだと思います。
ざらっとした土、被った灰、石爆ぜやビードロに変化した自然釉。
自然と人の手が作り出すものが融合して出来上がっためし碗はひとつひとつに個性があり、一回の窯炊き毎にもまた違って来るので、そういった意味でも本当に面白いです。
このめし碗、我が家の田舎の香りのするごはんが似合います。笑
見た目ほどは重さも感じず丁度良い塩梅の手馴染みです。

磁器物と土物、それぞれに違ったごはんの美味しさがあると思います。
炊きたてのごはんを是非、お気に入りの飯椀で。。


◼︎独楽文飯碗/柳川謙治
◼︎刷毛目めし碗/光藤佐