2021/05/23 00:02
素朴に使おうと思えばその様に。洒落た雰囲気で使おうと思えばその様に。
使い方次第で様々な表情を見せてくれる上野剛児さんの南蛮焼締。
薪窯で1,200℃以上を保ちながら約1週間近く、窯の中の燃え盛る炎に耐え続けて生まれた日常の器は土が結晶化してとても硬く、陶肌は黒っぽい中にも様々な色が現れ、炎の当たりで形は揺らいでいる物も。
いや、やはりとても素敵です。
お惣菜を雑に盛り付けても、そのままパッと置いても、凛とした何かを感じます。やはりどこか洒落ているんです。
フォルムも色味もそのものの佇まいが素敵な土瓶と急須。
普段につかう日常のうつわ、上野さんの南蛮焼締、心が浮き立ちます。
🔳小鉢・土瓶・急須/上野剛児
▪️上野剛/香川県東かがわ市
自動車メーカーデザイン室勤務後、退職し、北米・
東南アジアを歴訪。
1997 福井県窯業指導所に入所
1998 森岡成好氏に師事
2005 香川県東かがわ市に「火の谷窯」築窯