2022/08/26 16:58
これは何を入れますか?とお客様に聞かれます。
なにを入れても良いですよ。例えば、◯◯とか◯◯◯◯とか。。。
私自身も同じ様に作家さんに尋ねたりします。作家さんももちろん同じ様に答えてくださいます。
そもそも「うつわ」とは「何かをいれるもの」ですから何を入れても良いんです。
これにはこれを入れなきゃいけないとか無いのです。
(もちろん行事とかお作法などの場合はそれに沿ってください。)
今回ご紹介するのはアーティストの池上太郎さんの作品です。
カテゴリーとしては「うつわ」なのですが、通常の機能性や視覚的な美しさを意図的に壊しています。
それによって全く別な作品が生まれてきます。
壊れているものはもちろん食事には使えませんので、別な使い方を考えたりインテリアとして視覚的に楽しむ、
または自分だけが所有する楽しみというものも世の中には存在しますね。
いろいろご自身で心に浮かんだ楽しみ方をなさってください。
そう、通常のものを壊すといろいろな楽しみ方が際限なく広がる。
私はその様に感じます。
みなさんはいかがでしょう。
▪️ 池上太郎 ▪️▪️▪️
アーティスト
2015年武蔵野美術大学大学院修士課程
デザイン専攻工芸工業デザインコース修了
東京を拠点に作家活動中